2020年4月2日 公開

Q.食器棚の扉の調整は自分で出来ますか？

ドライバー１本で直すことができます。

食器棚に限らず、下駄箱や収納棚の扉も同様に直すことができます。よく起こってしまう扉のトラブルの代表例を挙げて、直し方をご紹介いたします。

蝶番のしくみ

収納扉に使われている代表的な蝶番は2タイプ

収納扉は開け閉めを繰り返すうち、扉が傾いたりきちんと閉まらなくなったりすることがあります。ほとんどの場合はドライバーで蝶番のネジを調整すれば直ります。

収納扉に使われている代表的な蝶番は以下の2タイプです。

タイプＡは「前後」「左右」の調整ネジだけ
タイプＢは「前後」「左右」の調整ネジが横に並び、上に「上下」の調整ネジがある

修理をする際の注意事項

蝶番が外れてしまうと調整が難しくなることがありますので、ネジの緩めすぎには十分ご注意ください。
下駄箱や食器棚など高いところにある扉を調整する際は、十分に安全を確保してから行いましょう。

よく起こってしまうトラブルの代表例と修理方法

扉が左（または右）に傾いた場合

修理方法（タイプA・B共通）

蝶番の「左右調整ネジ」を少しずつ左（または右）に回す。
扉が正しい位置にきたところで止める。

扉が前に傾いた場合

修理方法（タイプA・B共通）

蝶番の「前後調整ネジ」を緩める。
蝶番を矢印の方向に、扉がまっすぐになるまでスライドさせる。
「前後調整ネジ」を締める。

扉が上（または下）にずれた場合

タイプＡの場合はご自身での修理は難しいです

タイプＡは扉の上下位置は固定されており、上下にずれることはありません。したがって「上下」を調整するネジがついていません。万一上下にずれてしまった場合は蝶番を移動して留め直す方法がありますので、無理せずセキスイファミエスにご相談ください。

タイプＢの場合の修理方法

1. 「上下調整ネジ」を緩める。
2. 扉を正しい位置まで下げ（上げ）る。
3. 「上下調整ネジ」を締める。

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