健康

2021年2月18日 公開

Q.ヒートショックを起こさないために注意することはありますか?

ヒートショックは特に冬場の夜、ご高齢の方が浴室で起こしやすい事故です。

毎年、ヒートショックが原因で14000人~15000人の方が亡くなっているといわれています。特に冬場の夜、ご高齢の方が浴室で起こしやすい事故です。
ヒートショックを知り、ヒートショックを起こさないように注意しましょう。

ヒートショックが起こるしくみ

「ヒートショック」とは、急激な温度変化による血圧の変動によって発生する健康被害を指し、心筋梗塞や脳梗塞がこれにあたります。
特に冬場の入浴時に多く発生しますが、その理由は「寒い脱衣所」と「あたたかい浴室・浴槽」の温度差にあります。寒い脱衣所で服を脱ぐと身体が急に冷えて、血圧が急上昇。その後あたたかいお湯につかると血管が膨張し、今度は血圧が急降下してしまい、ヒートショックが起こります。

健康な若い方なら、血圧の急上昇や急下降にも耐えられるかもしれませんが、高血圧や糖尿病など動脈硬化が進行したご高齢の方では、血圧の上昇による心筋梗塞、致命的な不整脈、脳梗塞や脳出血などを引き起こしやすくなります。また反対に、血圧が低下することでめまいやふらつきが起き、意識を失って転倒や溺死という結果を引き起こすこともあり、特に注意が必要です。

入浴時にヒートショックを起こさないためには

■ 浴槽の湯温を低めに設定する

浴槽の湯温が高いと心臓に負担がかかります。寒い冬はすぐに熱いお湯に浸かりたいところですが、まずは38℃~40℃程度のぬるめのお湯に浸かり、熱いお湯を足して徐々に温めるようにしましょう。

■ 「二番湯」に入る

高齢者や血圧の高い方は、浴室が冷え切ったままの一番風呂に入浴することは避け、家族が入浴して浴室が温まった後の「二番湯」に入るようにしましょう。

■ ゆっくり温まる

入浴時にはいきなり浴槽に入らず、心臓に遠い手や足からかけ湯をするなど、お湯の温度に身体を十分に慣らしてから浴槽に入るようにすることで、急激な血圧の変化を防げます。

■ お酒を飲むなら入浴後に

飲酒すると血管が拡張して血圧低下を起こしたり、身体の反応も低下して転倒しやすくなります。事故の危険性が高まるので、飲酒後の入浴は避けましょう。
人の体温が一番安定する時間帯は16時~19時といわれており、この時間帯に入浴が推奨されています。ご高齢でお酒が飲みたい方は、夕方入浴してそのあと晩酌してはいかがでしょうか。

■ 浴室・脱衣所などへの暖房機器の導入

最近では、天井から温風を吹き出し脱衣所と浴室を同時に暖める「温風暖房」や、湿気も取り除く「浴室暖房乾燥機」や「脱衣室用壁掛けヒーター」など、いろいろな暖房設備が開発されています。
また、ご高齢になると夜間にトイレに行く回数も増えるので、トイレ暖房にも配慮することが大切です。

ヒートショックは入浴時以外でも要注意!

キッチン・廊下・トイレ・玄関など家中の温度差をできるだけなくすことで、ヒートショックを予防することができます。居室内の平均温度差を3℃~5℃以内にして、血圧上昇を10mmHg以下に抑えるために、廊下や浴室・トイレなど非居室は17℃以上にできるよう工夫しましょう。

CONTACT

お問い合わせ

お電話またはメールフォームからお問い合わせください。

アフターサービス
修理・補修・お手入れのご相談

ファミエス事業部
診断・リフォーム・お困りごとのご相談

ページトップへ