その他部品・設備

2020年4月2日 公開

Q.寒波によって水道が凍結しないか心配です。

水道凍結指数を要チェック

「洗濯指数」や「紫外線指数」と同じようなもので、冷え込みが気になる日には、日本気象協会サイトの「水道凍結指数」をチェックするよう習慣づけましょう。


凍結しやすい条件

水道管が凍結しやすい主な条件として、次の3つが挙げられます。

  1. 気温がマイナス4℃以下
  2. 日の当たらない方角にある
  3. 風が当たりやすい場所にある

特に水道管が剥き出しの状態は、凍結のリスクも大きく高まります。
このような条件下にある水道は、凍結して水が出なくなったり、水道管が破裂してしまうこともあるため、日頃から注意が必要です。


凍結を防止する

保温する

市販の保温材を使用する


保温材を水道管に挟み込むように巻きつけ、粘着材を貼りつけて完了です。
また、粘着材を貼る手間が不要のワンタッチタイプもあります。積水化学工業製の保温チューブは粘着材不要のワンタッチタイプです。

タオルなどを巻きつける



タオルなどを水道管に巻きつけて、その上からビニールテープなどを水が入り込まないように少し重ねながら巻きつけます。

水抜きをする

瞬間湯沸かし器などは、取扱説明書をよく読んで水抜き作業をしてください。

蛇口を開けておく

動いている状態の水は凍りにくいため、蛇口を少し開けておくと効果的です。

※水道料金に注意しましょう


ワンポイントアドバイス

忘れてはならないのが水洗トイレ。以下の方法で水抜き作業をしておきましょう。

  1. 水抜きのハンドルを右に止まるまで回す
    ※レバーの場合は「止」の方向に操作する
  2. タンク前にある排水ハンドルを「大」の方向へ回し、タンクの中を空にする
    ※空にしないと水は落ちません

※便器内の凍結にも注意が必要。不凍液を入れるなど、防止措置を行ってください。


凍結してしまったら・・・

凍った部分にタオルなどを巻き、上からお湯を少しずつかけながらゆっくり溶かします。
※熱湯をかけたり直火を当てると、ひび割れや破裂、火災の恐れがあるので絶対にお止めください。
また、時間に余裕のある場合は、何もしないで自然に溶けるのを待ちましょう。

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