インテリア・収納術

2025年7月17日 公開

Q.落ち着いていてモダンなお部屋の作り方を教えてください。

トレンドのインテリアスタイル『シンプルモダン×「グレイッシュテイスト」』をご紹介します。

おうち時間が増えた今、「居心地のいい空間づくり」に興味を持つ方がぐんと増えています。毎日過ごす場所だからこそ、インテリアには自分らしさと心地よさを大切にしたいですよね。
今回はそんな想いにぴったりの、今のお部屋をより魅力的にするインテリアスタイル『シンプルモダン×「グレイッシュテイスト」』をご紹介します。あなたのお部屋にも、新しい風を取り入れてみませんか?

シンプルモダン×「グレイッシュテイスト」とは?

洗練されたイメージに「やわらかさ」をプラスするグレー

洗練された都会的なイメージのインテリアスタイルとして、幅広い年齢層から人気の高い「シンプルモダン」。
今回は、その空間にインテリアやファッション界などでも世界的に流行しているグレーを基調としたコーディネートをご紹介します。

少しくすんだようなニュアンスのある色合いのグレーは、「シンプルモダン」のスタイリッシュな印象に「やわらかさ」のエッセンスを加えることができます。
その中に植物をちりばめるように配置すると、グリーンの効果により、くつろげる空間としてまとまります。

こんな方におすすめ
  • 落ち着いた空間が好き
  • くつろぎを重視したい
  • ナチュラル過ぎないほうがよい
  • トレンドを取り入れたい
〔シンプルモダン「グレイッシュテイスト」スタイリング例〕

全体的にグレーをベースに、小物やグリーンで温かみや色をプラス。スタイリッシュでありながら「くつろぎ感」も両立する空間に仕上がります。

スタイルアップポイント

グレーを基調にしたシックなカラーで落ち着きのある空間にコーディネート。グリーンの活用でさらにくつろぎ感をプラス。

Point1 全体のカラーはグレーを中心に「キャメル」「ブラウン」で温かみを加える

すべてをグレーにしすぎると、冷たい印象になってしまいます。床、壁、ラグ、ソファなど、空間のイメージを決める要素にはグレーを使用。
クッションなどの小物に「キャメル」や「ブラウン」をプラスすることで、温かみを与えることができます。

「グレイッシュテイスト」の決め手となるグレーは、全体の7割程度と多めにするのがポイント。
グレーの濃度は、薄めだと軽やか、濃いめなら重厚な雰囲気に仕上がります。

Point2 グリーンを所々に配置し空間をリズミカルに演出

グレーが中心の落ち着いた空間に、観葉植物のグリーンは相性がよく、「癒し」の要素を増やすことができます。
天井からつるしたり、棚の上に飾ったり、グリーンが持つ自然な温かみを活用し過ごしやすい空間にしていきましょう。

グリーンを一か所に固めずに、小さなポットに入れて棚の上や窓際など緑を散りばめるようにいろいろな場所に置きましょう。

グリーン

天井からツルの長い植物をハンギング。つるすことで空間にリズミカルな変化をもたらします。

グリーンを1か所に固めずに、小さなポットに入れて棚の上や窓際など緑をちりばめるように色々な場所に置きましょう。

Point3 「抜け感」のある家具で空間に軽やかさを

家具選びのポイントは「抜け感」。「グレイッシュテイスト」では全体の色の彩度が抑えめになるので、重たい印象になりすぎないよう視線の「抜け」を意識し、開放的なイメージに仕上げるとよいでしょう。
家具は重厚感より、軽やかさがあるデザインのものがおすすめです。



ワンアイテムから始めてみよう!「グレイッシュテイスト」

床・壁がグレーの空間であれば、アイテムの組み合わせで「グレイッシュテイスト」の雰囲気がぐっと高まります。

テーブル&チェア

白・グレー・黒といった無彩色のものがおすすめ。
座面を床から浮かせた脚付きのソファ、細身の脚で支えるテーブルなど、軽やかなイメージのものがおすすめです。

小物

ブラック&ホワイトの色調やスチール系素材のモダンなアートやオブジェクトをアクセントとして活用。
同じものを複数置く、同形状で大きさが違うものをリズミカルに配置するなどの工夫で、単調にならないよう意識しましょう。

観葉植物

維持が比較的簡単なポストやハーブがおすすめ。ポストは葉の色のバリエーションが豊富なため、グレイッシュな空間の色調に合わせてグリーンの濃度を調節しやすい植物。
ハーブはキッチングリーンとしても活用できるので、家じゅうの日当たりのよい場所で育て、目と舌で楽しむこともできます。

ファブリック

クッションはグレーの落ち着いた印象に「温かさ」「柔らかさ」を加えるブラウン系の色彩をチョイス。
ラグはグレーの濃度を薄くするとモダンにイメージを寄せることができます。

スタイルアップQ&A

Q1. 床や壁がグレーではない部屋を「グレイッシュテイスト」にするには?

A. グレーは黒、白、茶などのベーシックなカラーとの間を取り持ってくれる色なので、さまざまなイメージの空間に合わせやすいのが特徴です。
ラグやクッションなどにグレーのものを用いると、例えばナチュラルなウッドカラーが基調の部屋でも違和感を感じさせずに、グレイッシュでモダンなテイストに近づけることができます。

Q2. 「グリーン」の効果を、家全体でもっと活かしたい場合は?

A. インナーテラスを設け「屋外のグリーンとのつながり」をもたらす方法もありますが、空間がない場合は、玄関にちょっと座ってグリーンを眺められる工夫をしたり、リビングの一角にグリーンを愛でるリラックススペースを設けるなどもよいでしょう。
外から中へのつながりにグリーンを設けて、シンプルモダンの中に温かみを加えましょう。

Q3. 「グレイッシュテイスト」になじむナチュラルアートのチョイスは?

A. 「よく見たら葉の形」というようなさりげない自然観を表現したナチュラルアートがおすすめ。カラーも自然の花や葉の色ではなく、あえてモノクロに寄せることで、グレイッシュな空間に溶け込ませましょう。
既製品だけではなく、雑誌の切り抜きやポストカード、自作の押し花、子供が描いた花の絵など、好きなものをシンプルな額に入れて飾ってみてもよいかもしれません。

 

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