その他部品・設備

2024年2月15日 公開

Q.煙が出ていないのに火災警報器の警告音が鳴っている...どうすればいいのでしょうか?

もしかしたら、火災警報器の電池切れかもしれません。

家の中から突然ききなれない警告音が鳴ってびっくり!そんな経験ありませんか?その警告音、火災警報器の電池切れかもしれません。
火災警報器は人命を守るために重要な役目を果たす製品です。ただ、火災警報器の電池が切れてしまうと正常に作動しない恐れが…。

そこで今回は、火災警報器の電池寿命や交換についてを解説します。

恐怖!どこからともなく鳴り響く謎の音...声...

その時は突然やってきます...

「えっ、今誰かの声しなかった…?」を耳を澄ますと、今度は「ピッ…ピッ…ピッ…」とした音が...何かの警報?どこから?家中歩き回って分からず、家族みんなに声を掛け、家族総出で音の出所を探し回る始末。
すると今度は、「ピッ、電池切れです」という謎の音声。

でもどこから鳴っているのかわからないと止めることもできません。
テレビ?電話?IH?電子レンジ?時計・・・?まさか天井からの音とは、家族全員誰も気づきません。

聞きなれない音、声に寝れない・・・そんな事態になってしまいます。

火災警報器の電池が切れたら

電池の寿命が近づいた場合「ピッ、電池切れです」(音声)を3回繰り返した後、約40秒おきに「ピッ」(警告音)が鳴動。
以上の音声と警告音の鳴動を約1時間ごとに繰り返します。

こうなってしまったら音を止めるには、火災警報器本体を外し、電池を一時的に抜いてしまうしか方法はありません。そうしないと、電池が完全になくなるまで音は鳴り続けます。

メーカーによっては、音声で電池切れをお知らせしてくれるものもありますが、「ピッピッピッ」という警告音のみのタイプもあるようなので、一度ご自宅の火災警報器について調べておくと安心です。

火災警報器の電池寿命と交換時期

火災警報器の電池の寿命は約10年だそうですが、使用状況によっては8年くらいで鳴ってしまうことも多々あります。
調べてみると電池の寿命=本体の取り替え時期として約10年での火災警報器本体の取り換えが推奨されています。

・住宅用火災警報器の電池寿命は約10年
・ほこりなどによる目詰まり
・電子部品の劣化

などの理由で火災警報器としての機能が低下し、火災を感知しなくなるリスクが高まることから、一般社団法人日本火災報知機工業会でも「10年目安」の取り替えを推奨しています。

火災警報器の電池はどこで買える?

あまり見慣れない電池ですが、電池さえ手に入れば簡単に交換できます。
天井に付いている火災警報器本体を回せば取り外せます。

ちなみに、住宅用火災警報器には基本的に熱感知タイプと煙感知タイプの2種類があり(キッチンに熱感知タイプ、それ以外の場所には煙感知タイプというのが一般的)、どちらも同じ電池を使用しています。

電池は、大型ホームセンターや電気店で在庫としてあることは稀で、取寄せとなってしまう事が大半です。逆に、新品の火災警報器本体はそれなりの種類や品数が陳列されているのが通常です。

火災警報器の電池交換

電池交換はとても簡単です。電池を交換した後、警報停止ボタンを約1秒間押す、または引きひもを約1秒間引く。作業灯(赤)が3回点滅すると同時に「ピッ、正常です」と1回鳴れば正常です。
(機器によって方法が異なる場合がありますので、ご使用の火災警報器の説明書を必ずご確認ください。)

10年での火災警報器本体の取り替えを推奨されていることからも、10年を超えて使用する場合は特に動作確認や定期点検を定期的に行うことをおすすめします。

火災警報器の電池交換について まとめ

・住宅用火災警報器の電池寿命は約10年
・火災警報器の電池交換は自分でかんたんにできる
・電池の購入はネットがおすすめ
・電池交換後は動作確認を忘れずに
・基本は10年を目安に火災警報器本体の交換
・警告音にびっくりする前に電池交換がおすすめ

 

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