その他部品・設備

2023年11月14日 公開

Q.インターホンの不具合は、どのように対処すればよいのでしょうか?

自分で直せる場合も!不具合別に原因と対処方法をご紹介します。

インターホンが故障したかも?と思ったら、修理に出す前に自分で直せる症状なのか確認してみましょう。インターホンの不具合は様々ですが、原因によっては自分で直せる場合もあります。
今回は、インターホンのよくある不具合と対処方法、そして、インターホンを長く使うためのポイントもあわせてご紹介いたします。

インターホンの不具合 原因と対処方法5選

インターホンには『親機』と『子機』があります。
親機:屋に設置してある装置(来客を確認する側)
子機:屋に設置してある装置(お客さんが押す側)

親機に問題がなくても子機に問題がある場合や、その逆の場合もあります。
インターホンのよくある5つの不具合についてまとめました。当てはまる不具合から、原因と対処方法を確認しましょう。

不具合1. 呼び出し音が鳴らない
原因1:電池切れ

インターホンの電池切れが原因かもしれません。しばらく電池を交換していなかったという場合は新しく取り替えてみましょう。

[電池の交換方法]
①ドライバーで本体を外す
②電池を取り出し、すべて新しい電池へと取り替える
このとき、すべて同じ種類の電池に交換するようにしましょう。違う種類の電池と混ぜてしまうと、容量の違いにより発熱や破裂といったトラブルになってしまう恐れがあります。

原因2:配線が切れている

配線が切れていたり接触が悪かったりすると、音が聞こえなくなることがあります。親機と子機それぞれの配線状況を確認する必要がありますが、配線の状態を見るためには、一度取り外しを行わなければいけません。専門業者に依頼しましょう。
ただし、通話ができるようでしたら配線は関係ありません。他の原因を探してみてください。

原因3:音声設定が下がっている

親機の音声設定が「下がっている」「オフになっている」と音が聞こえないことがあります。
もしそのような設定になっていましたら、音が充分聞こえるようになるまで音声設定を上げましょう。

不具合2. 声が聞こえない

屋外からの声や屋内からの声が聞こえない場合は、親機や子機のスピーカーやマイクが故障しているかもしれません。原因は配線不良やマイクへ異物が入ってしまったことによる故障などが考えられます。これらの修理は自分で行うことが難しいため、専門業者に依頼しましょう。

不具合3. 音声が乱れる

音声にノイズが入ったり、「キーン」といったハウリングが起こったりすることがあります。これらはテレビやWi-Fiの電波に影響を受けてしまっていることがあるので、子機の設置場所を変える必要があります。
また、配線が断線したり電気線と接触したりするとこのような症状が現れることがあるため、配線方法を改善しなければいけません。これらの修理は自分で行うことができないため、専門業者に依頼しましょう。

不具合4. 呼び出し音が勝手になる・鳴りっぱなし
原因1:ボタンが押し込まれたまま

押されたボタンが中の方まで埋まってしまっていると、ちょっとした衝撃で呼び出し音が鳴ってしまうことがあります。ボタンが正常な状態であるか確認してみましょう。埋まっていた場合は、もう一度押し込んでみると直ることがあります。

原因2:異物が入り込んでいる

隙間から砂や虫が入り込むと、音が勝手に鳴ることがあります。また、激しい雨や結露によって水が内部に入り込んでしまっても、同じような不具合が現れることがあります。
これらのことが原因であった場合、分解をして掃除をしなければいけません。分解による掃除は自分で行うことが難しいため、専門業者に依頼しましょう。

不具合5. カメラのモニターに映像が映らない
原因1:モニターの明るさが低い

モニターの設定で明るさが低い状態だと、画面が映らなくなることがあります。明るさやコントラストを自分で調整しましょう。

原因2:モニターが故障している

モニター自体が故障していると、映らないことがあります。業者にモニターの修理または交換を依頼しましょう。

インターホンを長く使うための3つのポイント

インターホンの寿命は一般的に10年~15年といわれています。せっかく設置したインターホンを長く使うために、できることを実践しましょう。

1. 子機の設置場所を工夫する

現在、下記のような場所にインターホン子機が設置されている場合は検討してみましょう。

・直射日光が当たる場所
 直射日光に当たり続けると、熱も持つことによって精密機器の状態が悪化することがあります
・雨風にさらされる場所
 子機の隙間から水やホコリが入り込み、故障することがあります
・道路に面している場所
 車が通行する際に舞う粉塵(ふんじん)が入り込み、故障することがあります

インターホンは精密機器です。このような場所に設置されている場合は、インターホンを取り替えるときに子機の設置場所を見直す、もしくはこまめに拭き掃除をすることが重要です。

2. 子機に異物が入り込むのを防ぐ

子機に異物が入り込むのを防ぐために、インターホン専用の雨よけカバーをつける方法があります。雨や雪を防ぐのはもちろんですが、虫やホコリ等もある程度防ぐことができます。
カバーを設置した後もこまめに拭き掃除をして、汚れを落とすようにしましょう。

3. 不具合を放置しない

不具合を放置しておくと、不具合はどんどん悪化してしまいます。不具合があったらまずは音量・電池・コンセントを確認し、故障かどうか判断しましょう。
故障かどうかご不安に思われた方は、お気軽にご相談ください。

インターホンの不具合でお困りの方は、お気軽にお問い合わせください


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