防災・防犯

2023年8月17日 公開

Q.漏電や水漏れのトラブルが起こった時、どのように対処すればよいのでしょうか?

漏電と水漏れの対処方法についてご紹介します。

漏電や水漏れは、放置していると火災や感電、電気代・水道代の高騰など、さまざまな二次災害が起こる可能性があります。そのようなことにならないように、気づいたらなるべく早く対処したいところです。

そこで今回は、漏電や水漏れが起こった時の対処方法をご紹介します。

漏電が疑われる症状とは

同時に何種類もの電気製品を使うと、漏電遮断器(ブレーカー)が落ちることがあります。特に、エアコンや電気ストーブなどは消費電力が大きいため、同時に使うとブレーカーが落ちやすいです。

ブレーカーが落ちたら、使用中のワット数の大きい電気製品のスイッチを切ったうえでブレーカーを入れてください。それでもブレーカーが落ちる場合は、漏電が原因と考えられるので次のような処置をとってください。

漏電した場合の処置

  1. 遮断器のスイッチをすべて「OFF」にします。
  2. 漏電遮断器(ブレーカー)・契約用遮断器を「ON」にします。
  3. 配線用遮断器をひとつずつ「ON」にしていきます。

配線用遮断器を「ON」にした瞬間、ブレーカーがまた落ちてしまう場合は、その回路の配線や機器のどこかが漏電しています。
その回路の配線用遮断器だけ「OFF」にして原因を探してください。わからない場合は、すみやかに管轄の電力会社に連絡・確認しましょう。
電力会社より場所の特定をしてくれる場合があるので、それを踏まえて電気工事店またはコールセンターへご連絡ください。その他の回路は「ON」にして使用できます。

原因究明できた事例

① 配線用遮断器が落ちた部屋内の家電製品のプラグを抜いて、もう一度、配線用遮断器を上げたら回復できた。
  ⇒家電製品による漏電と判明。

② 屋外コンセントを使用して電源を取っている、外灯・浄化槽用ブロアーのプラグを抜いて、もう一度配線用遮断器を上げたら回復できた。
  ⇒外灯・浄化槽用ブロアーの漏電と判明。

水漏れした場合の処置

水道本管からの水漏れを発見した場合は、ただちに水道メーターボックス内の元栓を閉め、水道工事店へ連絡してください。
ただし、元栓に入る手前の給水管からの水漏れは水道局へ連絡しましょう。

家の中の設備機器から水漏れしている場合

キッチン・洗面・浴室・トイレには、それぞれ止水栓がありますが、年式によりコックがついているタイプもあれば、マイナスドライバーで回すタイプもあります。止水栓の場所もキッチン・洗面は蛇口下の収納庫の中にある場合もあれば、浴室やトイレのようにカバーで隠れている場合も。
水漏れしている箇所だけ止水することができれば、それ以外の場所では水を使うことができます。

設備を設置して年数が経っていると、止水栓自体が固くなって専用工具でないと止水栓を回せない場合があります。さらに、止水栓を回す際に過度な負荷をかけてしまうと、逆に水漏れの原因となってしまう場合もあります。
ご自身で行うのが不安な時は、専門の水道業者に任せると安心です。

 

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