外壁・屋根・エクステリア

2023年4月14日 公開

Q.家の外まわりが花粉や黄砂で汚れてしまいました。お手入れ方法を教えてください。

春のあたたかい時期に!日頃のお手入れでキレイを保ちましょう。

ふだんなかなか手入れをしない外壁やバルコニーなどの外まわり。風雨にさらされる場所なので、思いのほかホコリや汚れがつく場所です。掃除をさぼっていると、知らぬ間にハチの巣ができていたり、ご近所さんとのトラブルに発展してしまう恐れも…。

そこで今回は、自分の家の汚れ具合をチェックして、きれいな外まわりた保てるようなお手入れ方法をご紹介します。

外まわりのキレイ度をチェック!

掃除が面倒で、ついつい目を背けがちな外まわりの汚れ。
これを機に、どこがどのくらい汚れているかチェックしましょう。

ここをチェック!

□ 軒にクモの巣が張っていないか
□ 樋やポーチの柱などの金属部に汚れやキズがないか
□ 外壁に汚れやキズがないか
□ 北側や日陰の壁にコケやカビがないか
□ キッチン換気扇の下に油汚れがないか
□ 窓の下に雨水の汚れがないか
□ 手すりに汚れやキズがないか
□ バルコニーの床材がキレイか
□ バルコニーの排水口に枯れ葉やゴミがつまってないか
□ 基礎通気口をふさいでいないか
□ 基礎にコケが生えていないか

ふだんのお手入れ

汚れは溜めれば溜めるほど、落ちにくく頑固なものになっていきます。
外まわりの掃除を習慣にすることで、大変な大掃除をせずにキレイを保てます。

外壁

ハイムの外壁の多くは、硬質木片セメントやアルミ板にアクリル系塗装やリシン吹き付け塗装をしたもの。ツーユーホームは、硬質木片セメントにアクリル系弾性塗装をしたものです。
どちらも水を吸いにくい素材ですから、普段のお手入れも水洗いが基本です。洗車用の柔らかいブラシやスポンジに水を含ませ、ホコリや汚れを洗い落とします。水洗いで落ちない場合は、ぬるま湯に溶かした中性洗剤を使い、最後に水洗いをしましょう。
日の当たらない北側の壁や、植え込みの近くの壁は、湿気などでカビやコケが生えやすいところです。予防策として、ふだんから周辺の植木をこまめに刈り込み、風通しをよくしておきましょう。

※注意※

固いもので強くこすると壁面にキズがつきます。金属タワシやワイヤーブラシは使わないようにしてください。

金属製の柱や手すり

ポーチの柱や手すりなどには塩ビ鋼板やアルミが使われています。汚れやキズのつきにくい素材ですから、ふだんは水ぶきで十分。固く絞った雑巾で汚れを拭き取ります。
もし、表面の塗膜にキズ、ひび割れが生じた場合は、ファミエスへご連絡ください。

基礎

基礎は鉄筋コンクリート製です。とくにお手入れの必要はありませんが、コンクリートにコケやカビがついた場合はブラシで洗い落します。床下換気口のまわりには通気を防げるものを置かず、風通しをよくしておきましょう。
基礎点検口用には、ネズミや虫の侵入を防ぐ防虫ネットもご用意しています。

バルコニー

バルコニーの床仕上げはデッキ材や人工芝などですが、どちらも手入れの仕方は同じです。ゴミや枯れ葉を取り除いて、水洗いをします。手すりは、アルミ製で焼き付け塗装仕上げです。外壁の金属部分と同様に雑巾でふいておきます。
床と壁の間にゴミがたまると、排水を妨げ縦樋の詰まりの原因になるので、こまめに取り除くことも忘れずに行いましょう。

頑固な汚れの落とし方

水洗いでは落ちない頑固な汚れは、汚れの種類に応じて次のような方法で落とします。
外壁は面積が広いうえに手の届かない高いところもあり、手入れは重労働です。少しでもラクに作業ができるように、便利な道具を使い、計画を立てて安全に行いましょう。

外壁-雨水の汚れ-

雨水が窓枠や手すり伝いに壁に落ちるとできる黒い筋状の汚れは、手入れを怠ると出てきます。

●洗車の要領で

「ホワイト車専用の水アカ、汚れとりワックス」をスポンジにつけ、上からこするようにして落とします。
※使いやすいのは固形や半固形のものより液状タイプです。

外壁-油汚れ-

キッチンの換気扇の下の外壁にできます。ゴミやホコリが付着して頑固な汚れになります。

●油を浮き上がらせて

台所用中性洗剤をぬるま湯に溶かし、ペーパータオルに染み込ませて油汚れの上に貼り付けます。
汚れが浮き上がってきたらペーパーを取り除きスポンジでこすり落とします。

外壁-カビ・コケ-

日の当たらない外壁や、植え込み・鉢などで陰になる部分の壁は、カビやコケが生えやすいところ。
定期的に点検し、見つけたらすぐに落としましょう。

●洗剤をつけたスポンジで

スポンジに中性洗剤を付けて洗えば、カビやコケもある程度キレイにできます。

①台所用中性洗剤をぬるま湯に溶かし、汚れに吹き付ける。
②スポンジでこするながら落とし、細かい凸凹に入り込んでいたらポンポンとたたくようにしてかき出す。
③最後に水洗いをして、洗剤をきれいに落とす。

油汚れをつけない工夫

外壁の油汚れを防ぐには、できるだけ油分を排気口の外に出さないこと。
キッチンの換気扇やレンジフードに市販の不織布カバーをつけるだけで、外壁の汚れはかなり防げます。

外壁の洗浄・塗り替え

外壁全体を洗浄すると、見ちがえるほどきれいになります。入居後5年を経過していたら、一度ファミエスにご相談ください。
また、時期が来たら、外壁全体の塗り替えが必要です。外壁塗り替えにおける最大のキーワードは「安心」。丁寧な施工とセキスイの住まいを知り尽くしたファミエスにおまかせください。

 

外まわりの汚れやキズが気になる方は、こちらからお問い合わせください

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